雨水タンクで水道水を節約




雨樋に取水継手を取り付け、容量500リットルの雨水タンクに貯まるようにして約1年。
雨の多い時期はタンクが常に満タン状態ですが、まったく降らない時期もあるため、浴槽の残り湯をバスポンプで給水できるようにしました。なので、タンクはいつも満タンです。バスポンプの吸い込み口にはフィルターが付いているので毛髪などの異物はタンク内に混入しません。
浴槽の残り湯は洗濯優先で使用し、残りを雨水タンクに入れます。
貯めた水の使い途ですが、主に庭の植木や花への水やりと、時々ケルヒャーの高圧洗浄機とつないで車3台を洗車します。
雨水タンクには赤・青・緑・黄・黒と色々ありますが、一番「藻」の発生が少ないと評価されている黒を選びました。
確かに藻の発生は全くありません。
ただ、雨水は屋根と雨樋を通ってくるので砂や細かいゴミがタンク底にうっすらと溜まります。また、雨樋に取り付けた継手には一応フィルターが内蔵されているので大きな異物は入りません。
継手と雨水タンクは蛇腹状のホースで接続してありますが、購入時タンクのふたに穴は開いていないので自分で加工しました。
また、タンクの内側全体に水垢が薄く膜を張るので年に1~2回は水を全て抜いて内部を洗浄します。
タンク下部に排水用の穴があり、そこに取り付けるコックを別売りしていますが、非常に高価なので市販されている水道の蛇口を購入して自作しました。我ながらなかなかの出来栄えです。
タンクの設置場所は、日中に極力日光が当たらない北側にしました。
冬季の凍結を心配しましたが、ほとんど凍りませんでした。