我が家は築20年近く経ちますが、今日まで全ての網戸を一度も張り替えしていません。
部分的に穴が開いている箇所は100均で売っている貼り付けるタイプの補修ネットを貼ってしのいでいましたが。
以前1階で室内犬のシーズーを2匹飼っていた時に、網戸の下部を引っ掻いたため網押さえゴムで固定されていた網が外れて隙間ができてしまいました。
網戸の張り替え専門業者がいることは前々から知っていましたが、料金が2000円台~13000台とピンキリな感じなので、思い切って自分でやることにしました。
ネットで網戸の張り替えを検索すると、カインズホームがヒットし、YouTube動画等でも詳しく説明されていたので、近隣のホームセンター(カインズホーム)へ材料と専用工具を買いに行きました。
まずは張り替えに必要な材料と道具が必要です。
●必要な道具●
①【マイナスドライバー】古い網押さえゴムを網戸の溝から掻き出すのに精密ドライバー(マイナス)が有ると便利です(無ければ普通サイズのマイナスドライバーでもOKです。
②【網戸クリップ】網戸の枠に、交換用の新しい網を固定するためのクリップ(事務用のクリップでも代用可)
③【網押さえローラー】網戸枠の溝に網押さえゴムを埋め混んで網を固定するための専用ローラー。
使用する網押さえゴムに対応したローラーが必要です。
④【網戸専用カッター】網押さえゴムを全て埋め混んだ後に、余分な網を除去するのに必要ですが、仕上がりを重視しないのであればカッターナイフでも代用可です。
道具は一式揃えても¥1000ほどです。
●必要な材料●
①【交換用の網】
グレー、ブラック、シルバー&ブラックと色によって家の中から屋外の見え方、家の外から屋内の見え方に違いがあります。
また、網の細かさ(メッシュ)によって虫類の侵入に差が出ます。20・24・26・30メッシュが一般的で、数字が大きいほど目が細かく、虫が侵入しにくくなります。
材質もポリプロピレン・ステンレス等があり、ステンレス製は室内でペットを飼っている場合に破れにくいです。
②【網押さえゴム】
網戸によって使用しているゴムの太さが違います。
古い網戸に使用されていたものを少し切り取って持って行き、販売店にあるゲージで太さを確認してから購2.8mm・3.5mm・4.5mm・5.5mm・6.8mmの太さがあります。
長さは幅900mm×高さ1800mmの網戸約1枚分です。
材料費は網戸1枚分、網30メッシュ(色:ブラック)と網押さえゴム太さ4.5×7m(色:ブロンズ)で¥1000ほどです。
DIYに自信があり、複数枚を張り替えるのであれば自分でやる方が経済的です。
反対に自信が無い方は、仕上がりが悪くなってしまったりするとやり直しができないので専用業者に依頼した方が無難でしょう。
今日は1階リビングの2枚と2階息子部屋の飼い猫が破いた1枚の計3枚を張り替えました。
1枚目は人生で初めての作業なので慎重に行ったため20分ほどかかりましたが、2枚目3枚目は1枚につき10分ほどで張り替えられました。
①サッシ枠から網戸を外します。
②網押さえゴムの継ぎ目を探してドライバーで引き出し、全て取り去る。
③古い網を取り除きます。
④網戸枠の溝にゴミ・汚れがあれば取り除きます。
⑤新品の網を枠の上に広げます。
⑥一角をクリップで押さえます。
⑦コーナーの5cmほど手前から押さえローラーを使いゴムを埋め混んでいきます。
⑧コーナー部分はローラーの反対側にコーナー押さえがあるので押し込みます。
⑨右利きの人は時計回りに埋めていくとやり易いようです。
やや左上に網を軽く引っ張りながらローラーでゴムを埋めていきます。
⑩余分な網をカッターで取り除きます。
⑪はみ出している糸を除去します。
⑫完成しました。
1枚目はとても美しい仕上がりでしたが、2枚目3枚目は少したるんでしまいました。が、自分的には合格点です。